パソコンのオーディオデバイス(ライン入力、マイク入力)から入力された音声を手軽に録音できるソフトです。
ラジオの放送を録音したいとか、MDやテープなどの音源をパソコンにデジタル録音したいときに使います。
機能制限版のフリーソフトとシェアウェア(試用期間14日)があります。
どちらも、作者のWebサイトからダウンロードできます。
音声を録音する際に、無劣化のWAVE形式のほか、音声圧縮形式のMP3/WMA/Ogg Vorbisから選んで、直接保存できるのが優れた特長といえます。
録音後に編集したいなどの目的があれば、WAVE形式で保存。
容量を重視するなら、初めからMP3などの圧縮形式で保存するのがいいでしょう。
なにより、録音後にエンコードする手間がいらないのはMP3プレイヤーなどに入れて利用するのには便利でいいです。
無音部分を感知して、音楽ファイルのトラックを自動で分割する機能があります。
同様に、ラジオなどから長時間録音する際に、ファイル分割のための「一定時間毎分割機能」もありますし、手動で分割することもできます。
開始・終了時刻や日付などを自由に組み合わせた書式で保存ファイル名を指定したり、ID3タグをあらかじめ設定しておくこともできます。
ただしフリー版の場合は、1回の録音時のトラック数を8つまで、連続録音時間を90分までという制限があります。
日・週・月単位で繰り返し録音を実行するスケジュール録音機能や日時を指定したタイマー録音機能の設定もできるので、ラジオ講座やFMラジオの音楽番組などを録音して楽しみたい方には、重宝するでしょう。
それ以外の単に今録音したいというような場合は、ラインを接続してから、音量調節後、録音ボタンを押すだけて手軽に録音ができます。
録音というとPCの電源を入れっぱなしにしておかなければなりませんが、スタンバイ状態のWindowsに自動ログインして録音を開始したり、録音終了時に本ソフトやWindowsを終了することもできるので、節電対策もできます。
【著作権者】PINO 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.28A(08/10/29)
【サイト】http://pino.to/
シェアウェア版は、2,980円(税込み)