PCオーディオ入門を図解。~大量のCDをPCで管理する
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PCオーディオ入門

大量のCDをPCで管理する、PCで音楽を楽しむ

大量の圧縮ファイルを携帯することの安心感と不便さ

数年前に60GBのiPodを手に入れてからは、ほとんどのCDを320kbpsの圧縮ファイルに変換して、iPodに放り込み、手軽にもちあるくことができるようになりました。
ところが、実際に聞く曲は、最近の好みの曲に限定されています。
何のために、時間を費やして全ファイルを、320kbpsに変換したのやら・・・
逆にアルバムが多すぎて探すのも面倒。
お気に入りにしか聞かない・・・。
つまり携帯する音楽としては、60GBも必要ないかもしれないと思うようになりました。

まてよ、せっかくの大容量だもの、だったら、サイズの大きなファイルのまま、つまりロスレスファイルのままでiPodに入れてやればいいのです。

PCのハードディスクも大容量化しているので、2TBもあれば、相当数のCDを入れることが可能です。(少し余裕をもたせて、2000枚程度)

これでますます、すべてのCDをパソコンにCDライブラリーとして取り込む決意が固まったわけです。

なぜPCオーディオ(=デジタルオーディオ)か

PCオーディオの先駆けとしては、イギリスのLINNというオーディオメーカーが、2009年に自社のCDプレイヤーの生産を全て終了し、デジタルプレイヤーDSだけにすると宣言しました。

LINNは最高級ですから、憧れるだけで、私などとても手が届きませんが、最近は、高性能なUSB DACが手頃な値段で多数発売されてきました。

CDをアナログで管理するとなると、アーティスト別、ジャンル別、年代別、アルバム別などと、管理が大変で、なにか探そうにも大変な労力を必要とします。
ですが、一度、PCに取り込んで、CDライブラリーを構築してしまえば、ジュークボックスのように、手軽にファイルを検索でき、操作ができるのです。
しかも音質はCDに入っている時のLPCM 16bit/44.1 kHz のままの最良の音質で再生できるのです。

最近は、CDを買わずに、iTuneストアやAmazonで音楽をダウンロードで購入するユーザーも増えています。
さらには、今後増えるであろうと予想される、CDと同じかそれ以上に高品位なフォーマット(24bit, 192kHzサンプリングなど)、ハイレゾと呼ばれる音楽ファイルのダウンロードにも、PCオーディオは、適しています。

管理人の場合は、PC+USB DACをプレイヤーとする音楽再生スタイルです。
イメージ的には、下図のような感じです。
PCとUSB DACをUSBケーブルで接続して、USB DACとスピーカーをつないでいます。USB DAC は、接続が簡単です。
仰々しくなく、いたって、普通です。

DACとはデジタルオーディオコンバーターのこと


DAC(ダック)とは、はDigital to Analog Converterの略称でデジタル信号をアナログに変換する回路のことです。
なぜ、デジタル信号をアナログ信号に変換するかといえば、デジタルのままでは音がでないので、スピーカーやヘッドフォンなどへ出力する際にアナログ変換が必要というわけです。

パソコンの音声を高音質再生するための、必須アイテムが USB DAC です。
USB DAC にも様々な種類があります。
特にこれから、PCオーディオを始める場合、後々後悔しないために、USB DAC 選びは慎重にしましょう。
どこの注意すればいいのかといえば、サンプリングレートとビットレートです。
今後ますます、生演奏そのものと変わらない、ハイレゾと呼ばれる高音質音源(サンプリング周波数192kHz)が普及することが予想されます。
そうなればハイレゾにも対応していないUSB DACでは対応できません。

ハイレゾは、高品質な音楽配信で、CDを超える音質を実現する「e-onkyo music」で視聴できます。
USB DAC については、みなさんご自身でお調べになると思いますが、評価の高いUSB DACをいくつか下に挙げてみます。
ハイレゾ対応で、アップサンプリングもできる最先端の USB DAC が、ONKYO D/Aコンバーター DAC-1000Sです。最大192/32bitまでのフォーマットに対応(USB)
価格もこなれてきました。
LUXMAX(ラックスマン) USB対応D/Aコンバーター DA-100
96kHz/24bitまでのフォーマットに対応したUSB入力(光/同軸は192kHz/24bitまで)

ハイレゾはまだいいやという場合は、ラトックシステム USB ヘッドホンアンプ RAL-2496HA1 
USBオーディオDACとしても動作します。

こちらは、メインとしてはヘッドフォンアンプとして利用して、USB DACとしても使えるという感じです。
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