エロい画像や動画など大量の機密ファイルを持っていると、隠すのが大変です。
掃除に来てくれた恋人や家族に、ファイルを見られて軽蔑されたり、同僚や同級生に見られて笑いものになるなど、知られざるあなたの性癖が暴露されてしまいます。
また、パソコンに重要なデータを保存している場合など、もし盗難や紛失があった場合、
仕事上の機密ファイルであったり、個人情報にかかわるものだったら、情報流出で大変なことになりかねませんね。
ところで、グッチの好きなスパイものの映画などでは、隠し部屋が出てきたりする。
本棚の中の一冊を取り出すとドアが現われ、
中には、おぞましい秘密が・・・なんてね。
このソフトでやろうとしていることは、ちょうどそんな感じ。
隠し部屋じゃなくて、隠しHDDなわけ。
TrueCrypt本来は存在しない仮想的な外付けHDDをつくって、パスワードで保護して、
必要なときにHDDを「マウント」で接続してアクセスするというしくみ。
パスワードがバレない限り、内部のファイルをのぞかれる心配がない。
マウントしている間は通常の外付HDDと同様にエクスプローラなどで普通に
アクセスできる。
TrueCryptをインストールして起動。
英語表示になっている場合は日本語ファイルを解凍し内部の「Languagejaxml」をインストールフォルダにコピーし「Tools」→「Language」から設定。
「ボリュームの作成」で隠蔽先ファイルを設定する。
Windowsフォルダ内のファイル名に似せて、「system.log」など、
ありそうでしかし実際にはないファイル名を指定するのが良い
ボリュームを作成したら、「ファイルの選択」で隠蔽先ファイルを選び、
ドライブを選択して「マウント」。
ボリューム作成時に設定したパスワードを入力する
隠蔽ドライブがマウントされる。
そうしたら、隠したいファイルを詰め込み、TrueCryptメインウインドウの
「アンマウント|で隠蔽状態にする。
また、怪しまれたときのために、ダミー機能が用意されている。
ダミーパスワードを入力した場合には、ダミーの領域をマウントする。
万が一に備えて、適当なファイルをダミー領域に入れておけば、安心だ。
「暗号化ツールを使ってる。あやしい。隠したいものがあるのか。」等、
嫌疑をかけられても、それらしいダミーファイル(ほどほどのもの)をみせてやれば 、
「こんなもの隠してるなんて、かわいいじゃん。」で終わる。
【著作権者】TrueCrypt Foundation
【対応OS】Windows 2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.2a(06/07/03)
【サイト】http://www.truecrypt.org/
【ダウンロード】http://www.truecrypt.org/downloads.php
Beginner's Tutorial
【日本語化ファイル】 http://www.truecrypt.org/localizations.php