電源が入らないを図解。~原因と対処法
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電源が入らない

原因と対処法

パソコンの電源が入らない時、画面真っ黒。
何もできません。
相当慌てます。
すぐにサポートに電話して、修理の依頼をする人も多いかもしれません。

管理人の経験では、電話した際に、サポートとやり取りしている間に、電源ケーブルをパソコン本体から一度抜き、1分ほどたってから、またケーブルを本体に挿し直したら、きちんと起動してしまった経験があります。

サポートの話では、溜まっていた静電気を放出したことで、回復したのでしょうとのことでした。

パソコンの電源が入らないからと、あわててしまい、すぐに修理に出したいのは山々でしょうが、電源不良で修理に出されたPCのうち1/3はすんなりと、電源が入ってしまうそうです。

保証期間内ではメーカー側の負担ですから、整備済みとでもしてそのまま返却されるのでしょうが、もし有料期間なら、部品を交換しなくてもそれなりの費用はかかります。
「念のため、電源ユニットを交換しておきました。」みたいな対応もありそうです。

修理に出す前に、じっくりパソコンを観察してみましょう。
電源がはいらないと言っても、何か音がしないかどうか。
けっこう冷却ファンやハードディスクの回転音が聞こえる場合があります。
つまり、電源は通じている。
これは電源関連の故障ではない可能性が高いです。

問題は、BIOSが起動しない。

電源入らず、うんともすんとも言わない場合でも、それがノートPCなら、ACアダプターをチェックしてみましょう。
ACアダプターに電気が通っていれば、かなり熱をもちます。
冷たければACアダプターの不良かもしれません。
また、コードが曲がってないか、折れてないか。

ノートPCの場合は、バッテリーもトラブルの原因になります。
バッテリーをはずして、ACアダプターだけをパソコンにつないで起動するようであれば、バッテリーの劣化が原因だったということになります。

デスクトップの場合は、先に書いたように、電源ケーブルをパソコン本体から一度抜き、また電源ケーブルを本体に挿し直し、放電してみましょう。
また、延長ケーブルや電源タップが原因の時もありますから、電源ケーブルは、壁のコンセントに直接接続します。
そして、本体にしっかり差し込む。
結構、掃除してケーブルを引っ張ってしまい、差し込みが甘かっただけなんて、笑えることもあるからです。

放電で治っても、電源装置がウィークポイントであることは、事実なので、早めにバックアップをとれるように準備し、こまめにバックアップを撮り続け、来るべき日に備えましょう。

修理に出すにしても、電源がはいらなくなるまでの過程を思い出しましょう。
いきなり、電源が入らなくなることもあるかもしれませんが、やはり兆候は出ていたはずです。

まれに電源が入らず、スイッチを入れなおすと電源が入るような状態だったのか、
一瞬電源が入るが、ブーンといって3秒位で切れたのか。

そのような情報があれば、修理から戻るスピードが早くなる可能性が高まります。

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