ラブコメかと思ったら、とんでもない

桜色のレプリカ


桜色のレプリカ

翅田大介 (著)

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(HJ文庫)翅田大介 (著),

町村こもり (イラスト)

学校で人間論という授業を担当する教師六方(ろっぽう)カザネ。

この学校は特別心質保全矯正施設という正式名称であるが、 生徒たちは中学生から大学生ぐらいとばらつきはあるものの、 普通の学校となんら変わりのない場所であった。

ある日のこと、 六方カザネは 理事長に呼び出されて、 とある特殊な依頼を言い渡されるのである。

その依頼とは生徒の中から人間を探せという驚くべきものだったのだ...

22世紀初頭、 地球に隕石が落下し、 発見される。

しかしその隕石からは、恐ろしい感染性タンパク質の粒が発見されたのであった。

この感染性タンパク質の感染力は強力であり有機生命体であれば、 どんな生物でも感染してしまうのだ。

感染体はエブリオンと呼ばれ、自我を失い見た目も恐ろしい人の形をした怪物となってしまうのであった。

かろうじて生き残った、 わずか な人類は地下のシェルターへと逃避したのである。

そして レプリノイドと呼ばれる対エブリオン兵器が開発された。

学校と呼ばれるこの施設は、エブリオンと戦うためのケイ素生命体、 レプリノイドたちのための施設だったのだ。

人間の模造品のレプリノイド。

しかし見た目はおろか水晶電脳という人工知能 AI によって、 言動も人間となんら変わらないのである。

ただ一つの点、 戦闘時に強力な兵器になるということを除いて...

授業での様子や課題等から、 人間を見つけるべく動き出した六方カザネ。

見た目は人間。

それぞれが個性あふれる生徒の中から、人間を見つけるという難しい依頼に対し、 必死に探し出そうとする。

だがその答えを見つけた時に、 更なる驚くべき真実を知るのであった...

この物語は近未来のとある学校が舞台となっている。

オビの謳い文句の通り、 最初は学園ラブコメ感満載の展開で、 個性あふれる女性徒の中から 一人 自分のヒロインを探すというストーリーなのかと 読み進める中で、SF 的な要素は皆無かと思っていたが、 浅はかであった。

完全に騙されたと言っていいだろう。

第2章から一気に物語の展開は変わり、 バトルシーンあり、あっという間に1巻を読み終えていた。

そして次第に真実が明らかになっていくのだが、2巻では六方カザネの考え方も大きく変化しており、 ストーリー序盤とは打って変わって、 別人のようである。

また2巻では作者の趣味嗜好が存分に表現されている。

イラストキャラクターの可愛さも相まって、 物語の世界に入り込んでしまうだろう。

本当のヒロインを見つけ、 真実を知ってからの物語は止まることなく加速していく。

そして最後に待ち受ける結末...

SF が読みたい2018年ライトノベル SF 部門3位のこの作品。

とても面白い作品だ。

授業での様子や課題等から、 人間を見つけるべく動き出した六方カザネ。

見た目は人間。

それぞれが個性あふれる生徒の中から、人間を見つけるという難しい依頼に対し、 必死に探し出そうとする。

だがその答えを見つけた時に、 更なる驚くべき真実を知るのであった...

この物語は近未来のとある学校が舞台となっている。

オビの謳い文句の通り、 最初は学園ラブコメ感満載の展開で、 個性あふれる女性徒の中から 一人 自分のヒロインを探すというストーリーなのかと 読み進める中で、SF 的な要素は皆無かと思っていたが、 浅はかであった。

完全に騙されたと言っていいだろう。

第2章から一気に物語の展開は変わり、 バトルシーンあり、あっという間に1巻を読み終えていた。

そして次第に真実が明らかになっていくのだが、2巻では六方カザネの考え方も大きく変化しており、 ストーリー序盤とは打って変わって、 別人のようである。

また2巻では作者の趣味嗜好が存分に表現されている。

イラストキャラクターの可愛さも相まって、 物語の世界に入り込んでしまうだろう。

本当のヒロインを見つけ、 真実を知ってからの物語は止まることなく加速していく。

そして最後に待ち受ける結末...

SF が読みたい2018年ライトノベル SF 部門3位のこの作品。

とても面白い作品だ。

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