川原礫(著)
地下牢に囚われたキリトとユージオ。
脱出した二人はカーディナルという少女に救出される。
彼女の正体、それはこの世界のシステムだった。
この世界では450年もの文明を築いており、そこで生まれたのが公理協会最高司祭アドミニストレータだった。
アドミニストレータ から分離した存在がカーディナルだった彼女より世界の成り立ちそして現状を説明されたきりと彼女の望みは アドミニストレータ の排除と世界の正常化だった。
キリトはカーディナルの作戦に乗る。
キリトとユージオは作戦を立てる。
武器を取り戻し、現れる整合騎士を倒し塔を登る。
そしてアリスと遭遇したら、カーディナルから渡された短剣を用いてアリスを転送し、最上階で アドミニストレータ と対峙する。
その作戦をもとに東へ向かった二人だが、待ち構えていたのは整合騎士の中でも上位の実力を誇る者達だった。
死闘の末に二人はアリスの元までたどり着く。
だがそのアリスの実力もとてつもないものであった...
SAO シリーズ第12弾。
今作では前半部分はキリトとカーディナルによって、アンダーワールドの成り立ちが説明され、そして後半からは怒涛の展開が繰り広げられる。
連続しての整合騎士とのバトルは息をつく暇もないペースで進み、生死をかけた戦いは今作最大の見ものである。
さらにアリスとの再会、戦闘となり次巻へと続いていく。
果たして二人はの運命はどうなるのか。
続きがまた楽しみである。