音乃木坂図書室 司書
〔説明、これはBiBiのメンバー3人による会話のみの話です。〕
[ Opening ]
にこ:「きたー、きたきた来たー、ついに来たわよこの日が!」
真姫:「一体何が起きたって言うのよ。うるさいわねにこちゃんは」
にこ:「あんた分からないの?ついにこの私が冠名のラジオ番組がスタートしたのよ?その名もNiko's Radio Showよ!」
真姫:「えっ、…そうなの…?」
絵里:「そんな訳ないでしょ…と言うことで、BiBi's Radio Show のスタートです?」
真姫:「にこちゃん…」
〔Chapter1〕
絵里:「はい、ということで始まりました、私たちのラジオ番組、今日は記念すべき1回目です。よろしくね」
真姫:「ねぇ、なんで私たちがラジオやることになったの?」
にこ:「あんたバカね、そんなの私たちBiBiの活躍が認められたからでしょうに」
真姫:「いや、にこちゃんにバカって言われたくないんだけど」
にこ:「あんたはアイドルとして自覚がなさすぎるよ。もっとアイドルらしくしなさい!」
真姫:「うるさいわよ。ほっといてくれる?」
絵里:「はい、いきなりケンカはやめなさい!ほら、楽しくやりましょう」
にこ:「そうね…ねぇ絵里、記念すべきってことは、何かもらえたりするわけ?」
絵里:「いや特に何もないけど…」
真姫:「でもお祝いの花束はたくさん届いてるわね。μ‘sのみんなからに、A– RISEからも届いてるよー!」
にこ:「いや、別に花はいらないんだけど」
絵里:「あなた失礼ね…とりあえずパーソナリティーとして、それぞれ自己紹介しておこうか」
にこ:「しょうがないわね。私はBiBiのリーダーの矢澤にこだよ。みんなに愛と笑顔をお届けする宇宙№1アイドル、永遠の18歳、世界のにこにだよ。ラブにこっ!」
真姫:「きもちわる…」
にこ:「ちょっと真姫!何が気持ち悪いよ。人が真面目にやってるんだから、水をささないでくれる!?」
真姫:「はいはい、すいません。次は私ね。えっと音乃木坂2年の西木野真姫です。よろしく」
絵里:「綾瀬絵里、大学一年生です、よろしくね!」
にこ:「ねぇ、あんたたちの挨拶全然面白くないじゃないの…ただ名前だけ言うとかつまんなすぎ!せめて趣味とか何か一言とか言いなさいよ!」
絵里:「えっと、じゃぁ…特技はダンスでチョコが大好き、ハラショーえりーちかです!」
にこ:「意味わかんないけど、さっきよりはマシじゃないの」
絵里:「うん…そうかなぁ…まぁいいや…」
真姫:「まっきまっきまー!はぁーいBiBiの真姫ちゃんでーす。趣味はにこちゃんをいじること、特技はにこちゃんをいじることです。みんなよろしくね!」
にこ:「ちょっと真姫、それどういうことよ!何がでーすよ、ていうかパクらないでくれる?」
真姫:「どうもこうもないわよ、そのままの意味です。にこちゃんは少し黙っててくれる?」
にこ:「きぃぃぃー!あんたは年下なのに本当に生意気ね!」
真姫:「にこちゃんに言われたくないですー」
にこ:「少しは先輩に敬意を払いなさいよ!」
真姫:「にこちゃんには無理」
にこ:「なんですって!?」
絵里:「はいはい、わかったわかった。次行こう次!」
〔Chapter2〕
絵里:「という訳で放って置いたらにこと真姫がただ夫婦喧嘩するだけのラジオになりそうなので、次の話題に行くわよ」
真姫:「だから夫婦っていうのはやめてってば絵里!」
にこ:「そうよ。誰だこんなじゃじゃ馬娘なんかと夫婦になるもんですか」
真姫:「何よにこちゃん!」
にこ:「あんたこそ何よ!」
真姫:「何をって何よ!私のセリフです」
にこ:「私のセリフでしょうが!」
絵里:「だァー!うるさいわね2人とも、いいかげんにしなさい!あぁ、めんどくさい。2人は少し黙ってなさいよ!」
真姫:「絵里、こわっ…」
にこ:「鬼ババァね…」
真姫:「黙ってたらラジオにならないし」
にこ:「そうよ、しゃべらないラジオとかありえないし」
絵里:「うるさいわねぇ…喧嘩するは、いきなり同調するわ、何なのよ…ていうか誰が鬼ババァよって、はぁー…もういいや…てことで今日のテーマを発表するわね。今日はμ‘sの思い出よ」
にこ:「μ‘sの思い出か。いろいろありすぎて語り切れないわね」
真姫:「私はやっぱり加入した時かなぁ。穂乃果がストーカーみたいに付きまとってきて、つい作曲しちゃったのよね。懐かしいなぁ」
にこ:「入った時で言うなら絵里じゃない?」
絵里:「笑、何が?」
にこ:「あれだけμ‘sやスクールアイドルを全否定してたのに、μ‘sに入った途端にころっと変わったもんね」
真姫:「確かに。正直私は絵里にμ‘sが潰されるかもって思ってたし」
にこ:「でも入ったら、いきなり誰よりも楽しそうだったし」
絵里:「えっと…そうだったっけ…もう忘れちゃったわ」
にこ:「A– RISEのこともディスりまくってたらしいよ」
真姫:「うん、A– RISEも遊んでる位にしか見えないって言ってたよね。とにかく毒しか吐いてなかったような気がする」
絵里:「ふーふーふふーん…」
にこ:「よく穂乃果も我慢したわよね」
真姫:「そうね」
絵里:「はいおしまい!その話はもう終わるよ!」
〔Chapter3〕
絵里:「ね、もっと楽しい思い出話にしようよ…合宿とかみんなで遊んだ話とかいっぱいあるでしょ」
真姫:「うん、そうだね。楽しい思い出はたくさんあるよね。μ‘sでの思い出は尽きないよねー」
にこ:「まぁねー、本当に楽しいことたくさんあったわよね」
絵里:「ラブライブもだけど、みんなで海行ったり、山行ったり、他にもたくさんあるよね。特にニューヨークは最高の思い出だなぁ」
真姫:「うん、私も。それはそうとさー、私気になってたことがあるんだけど」
絵里:「何?」
真姫:「絵里たちって卒業までずっとμ‘sの活動してたけど、いつ受験勉強してたのよ?」
絵里:「笑、あんまり受験のための勉強はしてないけど…家に帰って毎日1時から2時間位勉強してた位だよ」
にこ:「真姫知らないの?絵里と希はむかつく位頭いいのよ」
真姫:「うん、2人が頭良いのは話しててわかってたけどさ。にこちゃんと違ってね」
にこ:「そうそう、私と違ってね…ておい!あんたはほんとに失礼ね…とにかく絵里と希はいつも成績が1番と2番だったわね」
真姫:「へぇー、そうだったんだ。ちなみに私も中学の時からずっと1番だけどね」
にこ:「地味に自慢ぶっこんでくるわね…」
真姫:「ところでにこちゃんはどうだったの?」
にこ:「えっ、私?私はえーっと… 10番位だったかな…?」
絵里:「嘘よ。にこは下から数えて3本の指に入る位よね」
にこ:「そうそう下から見たらベスト3…っておいコラ!ちょっと馬鹿にしすぎでしょ絵里!私は勉強は嫌いなだけで、できないわけじゃないの。やらないだけなのよ!」
絵里:「はぁ…そうですか…」
真姫:「まぁ、にこちゃんはなんだかだんだんで、利口な一面もあるわよね」
にこ:「えっ…?あ、ありがとう真姫…」
絵里:「まったく、何照れてるのよにこってば」
〔Ending〕
絵里:「あっという間に時間なくなっちゃったもんね」
真姫:「そうね。最後に届いてるメッセージを読むわね。えーっとペンネーム和菓子屋の娘さんより。“ねぇ、なんでBiBiだけなの?ずるいよずるい!私もラジオ出たい!“だそうです…というか思いっきり穂乃果じゃないのよ…」
絵里:「しょうがないわね、もう…次のメッセージはペンネーム252Yさんからです。“BiBi大好きです。特ににこちゃんが大好きです。これからもにこちゃんを中心に、というかにこちゃんを応援しています!“だって。 すごいにこファンの子からだね」
真姫:「そうね…うん?ちょっと待って… 252Yって… 252…にこにー…Y…矢澤…にこにー矢澤!?てこれにこちゃんじゃないの!」
にこ:「げっ、なんでわかるのよ…」
真姫:「どれだけ目立ちたいのよ、にこちゃんは…」
絵里:「自演乙です矢澤さん」
にこ:「う、うるさいわよ!」
真姫:「矢澤さんお疲れ様でした」
にこ:「敬語はやめてーぇ!」
絵里:「以上、第一回、BiBi's Radio Show は終わりよ。またねっ!」
続く