Foxit Readerは、起動が速く、PDFファイルの閲覧がスムーズに行え高速軽量なPDFリーダーです。
編集機能を強化した4.0が公開されました。
Foxit Readerは、Noteツールによるコメントの挿入、テキストのハイライト、打ち消し線や挿入マークといった操作も可能です。
また、悪意のあるリンクやプログラムの無断実行を防ぐ設定が用意されているので、セキュリティ面でも安心して利用できるようです。
そのため、米国では、AdobeReaderからFoxit Readerに乗り換える企業が続出しているという報告もあります。
ユーザーにとって、通常有料版で提供されるこれらの編集機能が無料で利用できるのは嬉しいことです。
また、政府や企業等で採用しやすいように、ISO 32000標準規格に準拠しています。
グッチは、ノートがわりにAcrobatを利用しているので、普段のPDF閲覧も
AdobeReaderだったのですが、Foxit Readerをインストールしたら、その起動の速さに、驚愕してしまいました。
ビューワーとしては、最高といっても良いくらいの快適さでした。
しかも、閲覧だけでなく、簡単な修正などもできるので、高度な機能は必要ないという方、私的な利用に限るというような方にはおすすめです。
具体的には、Noteツールによるコメントの挿入が可能です。
既存のテキストには、ハイライト、下線、打ち消し腺、波腺、差し替え、挿入といった編集用のマークを付けることができます。
また、しおりを追加したり、メールに添付したり、ページを回転することができます。
アンドゥ・リドゥや、表示中のファイルからの検索、指定のフォルダに含まれるPDFファイルを対象とした検索もでき、日常使う機能は揃っています。
テキストの範囲選択をコピーしたり、指定範囲を画像としてキャプチャしたり、グレースケールで印刷したりすることもできます。
面白い機能として、画像が多いPDFでテキストだけ読みたい場合など、テキストだけの表示に切り替えることもというのがあります。
セキュリティとして、PDFファイル内に埋め込まれたリンクから、
Webページのアクセスを禁止することができ、
プログラムを無断実行しない「Safe Reading Mode」もあるので、セキュリティ面でも不安なく、使えるでしょう。
ただし、評価版という位置づけなので、画像の挿入、リンク作成、コメントの埋め込み、矢印の挿入、図形の描画、メジャーツールの描画、タイプライターツールを利用した際に、赤い「評価マーク」が埋め込まれます。
当然ですが、ライセンスを購入すれば評価マークは消えます。
日本語入力を行う前には、専用のモジュールをダウンロードする必要がありますが、PDFを分析して自動でダウンロードされますので、全く問題ありません。
■Foxit Reader 4.0
【著作権者】Foxit Corporation
【対応OS】Windows 7/Vista/XP/2000、Windows Server 2003
【作者サイト】 http://www.foxitsoftware.com/
http://www.foxitsoftware.com/japan/
【ダウンロード】
http://www.foxitsoftware.com/pdf/reader/