解凍ソフトの利用をすすめる訳
ダウンロードしたフリーソフトは、zip形式やlzh形式で圧縮されています。
ソフトを利用する前に、解凍しなければなりません。
このとき、ぜひ解凍ソフトを利用して解凍することをおすすめします。
それは、解凍する時のトラブルを防ぐためです。
Windows XPから、zipファイルの解凍をwindowsでできるようになりました。
呼び方は、展開と言っていますが、同じことです。
Windows VistaもWindows 7も、XPからの流れを継承し、zipファイルの解凍ができます。
Windowsでは、「ダブルクリックして解凍する方法」と「右クリックメニューから解凍する方法」の2通りの方法があります。
1.ダブルクリックして解凍する
この場合の解凍先は、テンポラリーファイルです。
プログラムファイルで、インストールして利用する場合は、問題ありません。
解凍しただけで、インストールせずに使うタイプでは、問題がおこります。
テンポラリーファイルは、Windowsが一時的に利用するフォルダですから、
元のzipファイルを削除してしまうと、解凍したはずの、フォルダが見つからないということがおこります。
2.右クリックメニューから「すべて展開」する
もう一つの方法は、右クリックメニューから「すべて展開」を選択する法法です。
ダブルクリックの方法と違い、解凍したフォルダは、そのまま(解凍先に指定した任意のフォルダに)保存されます。
よく起こる悲劇的なトラブルは、2の右クリックメニューから「すべて展開」を選択したつもりが、プログラムから開くをクリックしてしまい、IEに関連付けてしまうようなケースです。
拡張子を関連づけてしまった場合は、レジストリが書き換えられるため、簡単には元に戻りません。
ちなみに、もしも皆さんがそのようなトラブルに遭遇した場合は、webで検索する際に、
「ZIPをIEに関連付け」で検索されると、11万件もの事例が出てきますので、解決の手ががりが見つかると思います。
管理人なら、自己責任でレジストリを操作するか、
復元ポイントから復元します。
しかし、1と2で起こるトラブルは、解凍ソフトを使っている限り、起こることはなく、トラブルは回避されます。
ダブルクリックでテンポラリーフォルダに解凍や、右クリックメニューから「展開」は簡単なようですが、簡単が故に、手元がずれると、展開ではなく、プログラムから開くをクリックしてしまうような、取り返しがつかない間違いが起こります。