航空機程度の物体なら認識が出来る程、拡大して見ることが出来ます。
マウス操作で自在に表示を拡縮して地球全体から道路の様子まで観察できる3D地球儀ソフトです。
地表には人工衛星が撮影した画像が貼られています。
地球儀を廻すときは、マウスで左ドラッグします。
拡大縮小する時は、マウスホイールを回してください。
基本となる地表データは同梱されていますが、さらにインターネット経由で詳細な地表データを自動入手できるというのがすごいです。
NASAやUSGS(米地質調査所)がWeb公開しているデータを取り込むことにより、拡大表示時に幹線道路や大きめの建造物、公園などが目視できるほど精細な地球儀を表示できます。
学習用には、緯度線や経度線、国境線、各国の国旗アイコンなどを追加表示できます。
さらに英語表記になりますが、地名や国名を追加することもできます。
日本の地名についてもかなり登録されています。
さて、見たい地名がわかっても位置が分からない時は、「Place Finder」という機能を使って地名を検索することで、その位置を拡大表示できます。
過去の温度、降雪量、気温を観測可能で、当時の森林火災などが観測出来ます。
災害地域の表示期間を数ヶ月などに設定すると、移り変わる現象が見れます。
富士山やアルプス山脈などの地域による高低差なども表現されています。
マウスの右ドラッグで視点を傾ければ、上空から地上を斜めに見下ろした立体的な表示になり富士山が盛り上がって見えます。
ご注意
とにかく、すごいソフトです。フリーなんて素晴らしい。
でもタダ一つ欠点があります。それはサイズが大きいこと。
詳細画像を表示していくと詳細画像をサーバから引っ張ってくるのでキャッシュがどんどんたまります。
デフォルトでは2Gまでキャッシュを貯めるようになっています。
これを機械にパソコンに不要なデータがごっそりある人は、不要なデータを処分しましょう。
World Wind用アドオン
さらに興味のある人はアドオンサイトで配布している「Moon addon」などをインストールしてみると良いでしょう。
「ああ、月ってこうなのね。」と納得してしまいます。もちろん、ぐるぐる廻したり、拡大縮小表示が可能です。
World Wind Hotspots
ホットスポットを紹介している。どんな画像が見るだけで楽しい。
http://www.worldwindcentral.com/hotspots/
【著作権者】National Aeronautics and Space Administration (NASA)
【対応OS】Windows XP/2000/98
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】v1.3.4(06/04/20)61.2MB
【サイト】
http://worldwind.arc.nasa.gov/
【ダウンロード】
http://worldwind.arc.nasa.gov/
【アドオン配布】
http://pouillous.chez-alice.fr/pasc/worldwind/index.php