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PCオーディオ入門3
アップサンプリングのすすめ
高音質CD VS dBpoweramp によるセキュアリッピング
音質の良いSHM-CDや、Blu-spec CDというのが、あります。
いわゆる高音質CDというもの。
マニアの方は、好きなアーティストやジャンルで、音が良いというCDが出れば、「大した違いがあるわけない・・・」と思いながらも、買わずにはいられないでしょう。
それにより、どんどん消費が増えれば、経済的には良いことでしょう。
しかし、管理人の場合、所詮CDは、CDという範疇にあり、DVDでもないし、SACDでもないと思いました。
再生環境や聞く耳の性能(管理人の聴覚はすでに老化傾向にある)のせいかもしれませんが、あまり感動するほどの差は感じられませんでした。
より良い音で、楽しむためには、やはり丁寧にリッピングしてCDライブラリーに入れる。
PC+USB DACの組み合わせなら、
dBpowerampやEACを使ってbit単位で精度の高い抽出(セキュアリッピング)さえ行えば、CDプレイヤーで再生していたときよりも、ずっと高音質で透明度の高い音を楽しむことができるからです。
同じCDから、出ているデータにもかかわらずです。
アップサンプリングでさらに音質向上
人間の欲とは果てしないものです。
セキュアリッピングで高音質のミュージック再生を楽しんでいるにもかかわらず、dBpoweampでアップサンプリングできると知ると、どうしても確かめたくなりました。
今まで、WAVとFLACでのライブラリーを構築したのに、
それらをアップサンプリングで、24bit96khzにしようという試みです。
800MBのWAVファイルのアルバムが、だいたい1.8GBくらいに容量が増大します。
HDDがどれだけあっても足りないくらいです。
最近購入したお気に入りのアルバムだけ、アップサンプリングしてみることにします。
44.1kHz/16bit音源をアップサンプリングしても、もともと無いデーターは無いのであって、アップサンプリングは無意味というご意見があることは重々承知ですが、管理人は、何か補間するものがあると思っています。
例えば、
10人で合唱しました。
100人で合唱しました。
どちらがより感動を与えるでしょう。
また、管理人は疲れた時は、ENYAを良く聞きますが、彼女の作品には、自分の声だけのコーラスがよくあって、同じ歌声を何十回と重ねて録音するのですが、同じ人の声が何重にもなっている合唱が、また美しいのですね。
(あくまで、聞き手の好みであり、趣味の話です。)
dBpowerampでアップサンプリング
Converting to でWaveを選びます。

つぎに、24bit、96Khzに設定。
e-onkyo music等のダウンロードサイトで販売されているの音楽ファイルと同じサイズ設定。
出力フォルダーを指定して、Convertをクリック。
アップサンプリングしたのは、ケイト・ブッシュのThis Woman's Work
というBOXセットの1枚目。
下は、できあがった、24bit/96khzのファイルです。
フォルダサイズは、1.39GBあります。
Winampで再生してぶっ飛びました。
感想は、「しないよりはずっといい。」といったところでしょうか。
アップサンプリングする場合は、コンバーターの性能が、重要だとも言えます。
ない部分を補間するので、補間の精度が問われるからです。
さて、お気づきかと思いますが、わざわざアップサンプリングしなくても、アップサンプリングできるDACがあれば、時間とPCへの負担が少なくてすむんですね。
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