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だが絵里にとって今は全て元という形になってしまう。
元音乃木坂生徒、元スクールアイドル部、元μ's...
絵里はもうここにはいない。だけど一つだけ変わらないものがある。
それは9人の友情。
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絵里はもうここにはいない。だけど一つだけ変わらないものがある。
それは9人の友情。
仲間としてのつながり、これはずっと変わることはないと絵里は思っていた。
「それより後15分ぐらいで入学式始まりますよ。
今日はありさの大事な入学式でしょう遅れてしまいますよ。」
「もうそんな時間?そろそろ体育館行かないとまずいわね。
でもその前に生徒会室だけ覗いて行ってもいい?」
「それは構いませんが、穂乃果とことりもも体育館だと思いますよ。」
「うん、久しぶりにあの部屋見たいだけだから...」
「わかりました。では行きましょう」
絵里は海未とともに生徒会室へと向かう。
だが音乃木坂の校舎は広い。
部室から普通に歩くと3分以上かかってしまうため、小走りの絵里。
途中、海未がずっと廊下は走ってはいけません、と叫んでいたが、時間がないので襟は軽く聞き流していた。
そして生徒会室に到着。以前と何も変わらない場所を眺める絵里。
後から追いついたうみが言う。
「絵里、廊下を走っちゃダメです!絵里、聞いているのですか!?」
絵里の隣に立ち、海未は気づく。
きっと昔のことを思い出しているのだろうと。
この場所は絵里にとってかけがえのない大切な場所の一つであった。
1年生の頃から生徒会に入り、やがて生徒会長となり、毎日過ごしていた場所。
のぞみとともに、ここで多くの時間を過ごした。
μ'sに加入した後も、そして生徒会を後輩の穂花たちに託した後も...
常に絵里にとっては、自分がいた場所それが生徒会室である。