川原 礫 (著)
ISSキット。
加速研究会によってブレインバーストを破壊しかねない、ザ・ディザスターの心意の力を持つ恐ろしいものが拡散され、タクムも浸食されてしまった。
ハルユキはそんなタクムに自身の想いを伝えるため、対戦を挑むが、ISSきっとの力を得たタクムにやられてしまう。
しかし、ハルユキの元に一人の少女の祈りが届き、災禍の鎧の本来の姿、ザ・ディスティニーを着装する。
二人は互いの力と感情をすべてぶつけて戦う。
死闘の末、タクムへのキットの影響を退ける事に成功する。
その後、ISSキットは夜に眠っている時に、自動的に意識をブレインバーストの中央サーバーに直接接続し、装着者全てのキット本体を強化していることが判明する。
夢の中でタクムは心意によりISSキットの支配から解放される。
そして再びアーダーメイデン奪還作戦および帝城からの脱出ミッションがスタートする。
帝城内で出会った謎のアバター、トリリードの助力によって脱出には成功するものの、その瞬間に待っていたのは四神スザクだった。
ネガ・ネビュラスのメンバーの運命はどうなってしまうのか。
シリーズ第8弾。
前作からの続編で今作もまた次回に持ち越しとなり、結末が気になるところだ。
ISSキット、加速研究会、超強力なエネミーと窮地に立たされれながらも、ブレインバーストというゲームを純粋に楽しもうとするハルユキだったが、やはり再び災禍の鎧に侵蝕されてしま、それでも負けずに立ち向かう姿に熱いものを感じる。
謎のアバターの正体など、気になる事も多々あり、この先も楽しませてくれる事に間違いない。