整合騎士を目指す二人に悪意が襲う

ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング


ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング

川原 礫(著)

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川原 礫(著)

突然、≪悪意≫はやってきた。

アンダーワールドにて2年の歳月が流れた。

キリトはユージオとともにルーリッドの村を旅立ち、ザッカリアの街で整体に入り、央都セントリアの修剣学院へと入学した。

初等連士として1年間厳しい稽古を積み、2人はついに上級修剣士へとなった。

目指すは帝国剣武大会、そして整合騎士となり、アリスと再会を果たす… だが2人は卑劣な悪意にさらされる。

上位貴族の首席と次席により罠にはめられてしまい、2人の世話係が攫われてしまう。

怒りに身を染めるユージオは右目に激痛を覚え、キリトは首席を剣で切り、死亡させてしまう。

それは明白な禁忌目録違反だった。

2人は地下牢にとらわれてしまう。

公理教会によって裁かれることになった2人をセントラル・カセドラルに連れて行くために現れたのは飛竜に乗った整合騎士であり、騎士の名はアリス・シンセサス・サーティー…

声、面影のある顔は間違いなくユージオの幼なじみのアリスだった。

しかし彼女はユージオに何も反応も示さない。

それどころか2人に対し厳しい姿勢を見せる。

果たして彼女の正体は、そして連行された2人の運命は…

シリーズ第11弾。

いよいよアシリゼーション編も面白くなってきた。

今作、望んだ形ではなかったがアリスに再開し、かなり前倒しでカセドラルへと着いた2人の今後から目が離せないだろう。

アンダーワールドの世界の謎も少しずつ明かされてきて、新たな存在のカーディナルがどう絡んで物語が展開していくのか、さらに楽しみである。

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