川原 礫 (著), HIMA (イラスト)
梅郷中、文化祭に集うバーストリンカー達。
ネガネ・ビュラスの謡や楓子、謡、あきらをはじめ、赤のレギオンのニコにパド、緑のレギオンのアッシュローラーこと、綸らとともに文化祭を満喫する。
しかし、そんな折、突然綸が倒れてしまう。
原因はマゼンダ・シーザーによってISSキットを無理矢理寄生させられ、リアルにまで影響が及んでしまったのであった。
綸を救うため、ハルユキはネガ・ネビュラスと赤のプロミネンスの王ニコとパドとともに、ISSを破壊するため、大天使メタトロン討伐ミッションを急遽決行する。
そのために、まずはアクアカレントの救出が必要と考え、一行は定常、東門の青龍の下へと向かう。
恐ろしいほどの強さと、レベルドレインと言う凶悪な技がカレント救出を阻もうとするが、ハイランカーが集う中、全員の力でついに救出に成功する。
そして新たな事実が判明する。
赤のレギオンのパドの親がカレントだったのだ。
こうして、無制限中立フィールドへ復帰したカレントとともに、メタトロン討伐へと臨むが、東京ミッドタウンタワー目前で、一行を待ち構えていたのは、マゼンタ・シザーとISSキットに取り付かれた者たちだった。
メタトロンとの戦いの前にシザーらとの戦いとなってしまう。
果たして一行の行方は、そしてメタトロンとの決戦の行方はどうなるのか…。
シリーズ第14弾。
今作はすべてブレインバースト内での、展開となっている。
囚人セイリュウとの戦い、ISSキット装着者のシザーらとの戦い、大天使メタトロンとの戦いと、バーストリンクの熱い戦闘シーンが多数あり、シリーズの中においても、アクセルワールドの魅力が詰まった内容である。
最後に現れた加速研究会、連れ去られた赤の王と、次回もまた楽しみである。