ISSキットを寄生させられていた綸が倒れる

アクセル・ワールド14 ―激光の大天使―


アクセル・ワールド14 ―激光の大天使―

川原 礫 (著), HIMA (イラスト)

image
川原 礫(著)

ISSキットを無理矢理寄生させられると、現実にまで影響が及んでしまう。

梅郷中、文化祭に集うバーストリンカー達。

ネガネ・ビュラスの謡や楓子、謡、あきらをはじめ、赤のレギオンのニコにパド、緑のレギオンのアッシュローラーこと、綸らとともに文化祭を満喫する。

しかし、そんな折、突然綸が倒れてしまう。

原因はマゼンダ・シーザーによってISSキットを無理矢理寄生させられ、リアルにまで影響が及んでしまったのであった。

綸を救うため、ハルユキはネガ・ネビュラスと赤のプロミネンスの王ニコとパドとともに、ISSを破壊するため、大天使メタトロン討伐ミッションを急遽決行する。

そのために、まずはアクアカレントの救出が必要と考え、一行は定常、東門の青龍の下へと向かう。

恐ろしいほどの強さと、レベルドレインと言う凶悪な技がカレント救出を阻もうとするが、ハイランカーが集う中、全員の力でついに救出に成功する。

そして新たな事実が判明する。

赤のレギオンのパドの親がカレントだったのだ。

こうして、無制限中立フィールドへ復帰したカレントとともに、メタトロン討伐へと臨むが、東京ミッドタウンタワー目前で、一行を待ち構えていたのは、マゼンタ・シザーとISSキットに取り付かれた者たちだった。

メタトロンとの戦いの前にシザーらとの戦いとなってしまう。

果たして一行の行方は、そしてメタトロンとの決戦の行方はどうなるのか…。

シリーズ第14弾。

今作はすべてブレインバースト内での、展開となっている。

囚人セイリュウとの戦い、ISSキット装着者のシザーらとの戦い、大天使メタトロンとの戦いと、バーストリンクの熱い戦闘シーンが多数あり、シリーズの中においても、アクセルワールドの魅力が詰まった内容である。

最後に現れた加速研究会、連れ去られた赤の王と、次回もまた楽しみである。

SF沼におちた僕の本棚
音乃木坂図書室