セルティの首が出現

デュラララ!!×11


デュラララ!!×11

(著)

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成田 良悟 (著)

池袋を襲う様々な謀略。

正体が明らかになった鯨木かさね。澱切陣内という殻を破り自由となった鯨木はどう動くのか...

人間とは少しかけ離れた存在が杏理に接触を計っていた。

体内に妖刀罪歌を宿す杏理も、今では人と呼ばれる存在ではないのかもしれない。

他者を切る事で子を増やし、人間を蝕む存在の罪歌だが、親の持ち主は杏理だけではなかった。

鯨木もまた本体を所有していたのである。

心をかき乱されていた杏理に対し、鯨木は罪歌を護るように持ち掛ける。

その頃、身を過去すように新羅の家に集ったメンバーは互いに利害が一致するため、セルティをリーダーとするギルドを結成する。

その矢先に大きな事件が発生した。

池袋の町中にセルティの首が何者かにより投げ込まれたのだ。

また、正臣のもとにはTo羅丸 のリーダーが接触していた。

さらに黄巾賊に忍び寄る影...数十人の先頭にたつのは因縁の相手だった。

怒りに支配された正臣、そして警察署から釈放された静男は、かつてないほどの怒りを臨也に抱き、街へと解き放たれる。

臨也の放った火種は、連鎖するように町中へ燃え広がっていく...

デユラララ第11弾。

いよいよ物語も終盤、佳境を迎えようとしている。

各地で火種が上がり、爆発寸前の状態である。

新羅とセルティのもとにやってきた鯨木、理性を失ったセルティと、正臣と帝人と杏理の3人はどうなるのか...

更には臨也と静男は、ダラーズと黄巾賊は、来栖会の行くへは...と、気になる事ばかりである。

続きは次巻に期待だ。

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