川原 礫(著)
理論鏡面ではなく光学誘導と言うアビリティを習得したクロウ。
バトルロイヤルモードにて3度目となるサーベラスとの戦いに挑み、勝利寸前まで行く。
しかしそこに乱入者が現れる。
アルゴン・アレイ…
加速研究会のメンバーである可能性の高いアバターによりアッシュ・ローラーやサーベラスは蹂躙されてしまうが、さらなる乱入者が現れる。
ザ・ワンの通り名で知られるLV.1バーストリンガーのアクア・カレントであった。
カレントと共にクロウはアルゴンを退けることに成功するが、クロウはカレントのことを覚えていない。
かつてPt全損危機に陥ったときの記憶はカレントにより消去されていたのだ。
だがカレントの能力によりクロウは全てを思い出す。
ネガネビュラスの四元素であったカレントのことを。
そしてカレントこと氷見あきらは、ハルユキと黒雪姫のもとに現れてリアルをさらし、ネガネビュラス復帰を果たす。
週末の領土戦に復帰したカレントも加わるが、停戦協定を結んでいる赤のレギオンが攻めてくる。
その理由は赤のプロミネンスに神獣エネミーをロータスが嗾けたと言うものだった。
さらに梅郷中の文化祭でも問題が発生する。
ISSキッドの影響で文化祭に招待していたアッシュ・ローラーが倒れてしまい…
下した決断はアクア・カレント奪還及びメタトロンの攻略であった。
シリーズ第13弾。
3人めの四元素であるカレントがネガネビュラスに復帰し、またしてもハルユキの元に女の子が増える。
見た目とは裏腹だが、その理由は赤の王により赤裸々と語られる。
現実世界が故に抱く不安や恐れ…
それは小説内に限らず現実でも言えることだろう。