成田 良悟(著)
今日もこの街はヤバイ奴であふれている。 バーテン服を着た、イカレた強さ
を誇る平和島静男。 埼玉のTo羅丸というチームのリーダーが、静男にチームがやられた報復にやってくる。
しかしこの男に勝てる者などいない。 案の定、返り討ちにしてしまう。
だが、相手も並ではなかった。
静男の攻撃を何発も耐えるような男だった。
その静男の元に翌日、10歳程度の少女が現れる。
少女は突然静男に改造スタンガンで襲い掛かったのだが...
一方でダラーズを名乗る者が埼玉のチームを襲撃したのである。
それがまた原因でTo羅丸 はだダラーズと一触即発状態となっていた。
また別の場所ではロシアから来た2人組がセルティを襲撃し、更には罪歌を身に宿す園原杏里も狙われるのだった。
そして静男は罠に嵌められて窮地に追い込まれていく。
これも全て、折原臨也の思惑なのだろうか...
池袋の日常が壊れようとしていた。
シリーズ第5弾。
今作は次巻の6弾と合わせて前後編という構成である。
全編にあたる今作は、それぞれの主要キャラが窮地に立たされていく。
臨也に嵌められた静男はピンチに陥り、後輩に出し抜かれる形で帝人は選択を迫られる。
ブルースクェアの創設者と臨也の目的は何なのだろうか。
1つ言える事、それはこの先に待つのは互いの潰し合いだ。
という事で続きは次巻へのお楽しみである。