物語シリーズ第24弾。

宵物語 西尾維新


宵物語

西尾維新

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八九寺真宵

ピンク色のリュックサックを背負った八九寺真宵

物語シリーズ第24弾。
モンスターシリーズの第2弾である。
収録作は迷いスネイル、迷いスネイクの2作。

主な登場人物は前者が、阿良々木 暦(あららぎ こよみ)、日傘 星雨(ひがさ ほしあめ)、八九寺 真宵(はちくじ まよい)、忍野 忍(おしの しのぶ)、斧乃木 余接(おののき よつぎ)、他。

後者は、千石 撫子(せんごく なでこ)、斧乃木 余接、 影縫 余弦(かげぬいよづる)、他。

【迷いスネイル】

阿良々木暦のもとに、とある噂がもたらされる。

自分の後輩の友達の先輩の小学5年生になる妹が、誘拐されたかもしれないと言うのだ。

真相を明かすべく、暦は忍、八九寺、余接とともに調査に動き出すのだった。

【迷いスネイク】

北白蛇神社にて、前神様の千石撫子から現神様の八九寺真宵へ、神権譲渡の儀式が行われようとしていた。

しかし儀式のために影縫から撫子に出された条件は、白蛇を89匹捧げると言うものだった...

今作では阿良々木さんが童女と幼女と少女と戯れる姿が見られるのが面白い。

物語シリーズの醍醐味である会話劇。

この4人の絶妙な会話は最高である。

だがしかし...物語の内容は実は辛辣であり、現代社会の暗い部分を扱うような話である。

キャラの個性が際立っている物語シリーズでは、全体的に明るく楽しく読める一方で、考えさせられる内容を含んでいることもある。

とは言うものの撫公と余接の絡みも面白いし、原作アニメともに見ている人ならば、読んでいて頭の中でシーンが描けるだろう。

また新しいキャラ(神原の友人の日傘 星雨)を積極的に途用したりと、今後の展開もますます楽しみである。

以上、宵物語でした。